秋に寄せて

 季節はあっという間に夏から秋に模様替え。夏の終わりはどこか寂しいのですが、今年はなんだかんだで忙しく、寂しさを思う余裕も?無いまま、気がつけばもう秋…みたいな感じでした。皆さんの夏はいかがでしたか?
 秋に寄せて、ハートウオーミングショート幾つか 
画像

 ともだち
  ○○水族館にいる、ジュゴンのセレナとカメのカメ吉の心温まるお話。仲良しの二匹は同じ水槽で毎日楽しく過ごしていましたが、ある日飼育員がカメ吉を別の水槽に移してしまいました。とたんにセレナが餌を食べなくなり、元気がなくなってしまったそうです。原因に気付いて飼育員がカメ吉を元の水槽に戻すと、セレナの元気も回復したそおうです。動物にとっても友達は大切なんですね。

我が家の犬が餌を残すと、カラスやすずめが来て、ついばみます。それを見ているくせに、鳥が帰った後、まだ食べたそうにお皿を舐めたりするのです。もしかして餌を分けてあげてるの? ふとそんな気がして、餌を残してもすぐには片付けないようにしています。小鳥たちは犬のチャックの友達なのかもと…。
 
画像

ある猫の一生
 そぼ降る雨の日、三人の女子高生が駅前にたたずみ、涙をポロポロ流していました。腕には雨にぬれた野良猫を抱えていました。汚くてみすぼらしくて見るからに哀れな野良猫でした。
「誰か飼ってくれる人はいませんか?」女子高生は行きかう人に訴えていました。
 放っておけず引き取りました。2ヶ月後、すっかり家猫になり、生まれたばかりの孫息子の子守りをしてくれました。
 獣医さんは「この猫、かなりの年だ」と言いましたが、孫息子のそばにいつも寄り添って、よく食べよく眠り、それから10年の月日が流れました。
 2週間よろよろ歩き、やがて歩けなくなり、それでもしっかり食べ、ある中秋の頃、夜中まで餌を食べて眠りにつき、夜の明ける頃、先輩の猫ミミが待つ天国へと静かに静かに旅立ちました。チャッピーと名付けたこの猫は、推定20歳近くだったと思われます。子守りをしてくれたのは、せめてもの猫の恩返しだったのでしょうか?


ムクドリ 
 お風呂に入れるためにベランダの陽だまりにみかんの皮を干しておいたら、1羽のムクドリが皮をついばみにやって来ました。やわらかい皮だけを食べると、またどこかへ飛んで行ってしまいました。このムクドリは3年前から家の庭に現れるようになり、顔なじみ。3年前1羽で現れ、庭をうろついてたので、パン粉をまいておいたら、スズメと一緒に食べるようになりました。
 初夏、サクランボの木に赤く色づいた実がびっしりつくと、ムクドリの集団が飛んできて、2日ぐらいであっという間に食べてしまいました。このときは憎らしいムクドリたち、と思い、あっちへ行けと追い払いましたが、1羽で来るムクドリは集団に入れない孤独な鳥なのかと、かわいそうで追い払う気にはなれませんでした。
 1羽で行動しているムクドリを見て、鳥の習性はわかりませんが、人間に置き換えれば、集団になじめない人、または一人が好きな人と言ったところでしょうか?
 みかんの皮は日ごとに硬くなり、風呂に入れたいのですが、迷ってます。先日はみかんの皮をメジロも加わってつついていました。二羽で仲間になれたら、今度はリンゴの皮でもおいといてやりましょう。


十兵衛
 久しぶりに知人宅を訪問しました。いつものように丸まって寝そべっていた老犬が尾っぽを少し振って、出迎えてくれました。ところがもう一匹、見かけない犬がちょこちょこと出てきたのです。見ると独眼竜。
 奥さんがコトの経緯を話してくれました。
 ある日のこと。子犬の悲鳴で外へ出ると、悪ガキどもが子犬に石を投げていたのだそうです。子犬は顔を血まみれにしながら、恐怖に震えていたそうです。奥さんの「こらあ」の一喝で悪ガキどもは退散。
 かわいそうな子犬を抱えて、動物病院へ急いだそうです。無事手術はすみましたが、片目は失明してしまったそうです。奥さんの家には、既に老犬が鎮座していましたが、家族会議の結果、飼うことにしたのだそうです。すると老犬が驚くほどハッスルし、若返って元気になったそうです。名前は独眼竜の柳生十兵衛にあやかって十兵衛と命名されたそうです。不運にも片目を失ってしまったけれど、家族と老犬の暖かい愛に包まれて、今は幸せそうでした…。


遠い記憶
 ある冬の一日、電車の座席に座り、流れ行く景色を眺めていた。ふっと電車がゆっくりと止まった。
駅でもないのに…、何かあったの? と思って窓から前方を見ると、線路の上にすずめが2羽、チュンチュンと何かを語り合っていた…。
 やがて2羽は仲良く飛び立って行った。

 電車はまた何事もなかったかのようにゆっくりと走り出した。ほのぼのと心温まるワンシーンだった…。 


灯りをともしましょう
 初秋の冷たい雨がしょぼ降る晩、薄暗い部屋に腰を下ろして、窓越しに物悲しげに雨を見ていた。雨に滲んであの人の足音が聞こえてくる。冷たい雨に打たれながら、あの人がやってくる。重い荷物を抱えて、失望を肩にしょいながら…。
 さあ、いそいで、私の部屋に灯りをともしましょう。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 5

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント

  • asayan

    絵がとても素敵です。
    2014年09月11日 10:39

この記事へのトラックバック

16歳美少女に全身整形と性的接待強要 韓国
Excerpt: 今年5月にソウルで開かれた国際美人コンテストで優勝したミス・ミャンマーのエンティティテ・アウン(16)が韓国にいる間、全身整形や接待を強要されたと記者会見で暴露したという。
Weblog: 風林火山
Tracked: 2014-09-14 12:02