もっといろいろしてあげたかったけれど…

 元気になって、みんなから愛されて、猫生をまっとうしてほしかったけれど…。歯医者にいく途中で道端にうずくまっていたのが初めての出会いでした。すごく痩せていて、放っておいたら亡くなってしまうだろうという感じでした。でも我が家にはすでに2匹いましたし、ごめんね、飼えないよ、と一度はそのままでした。でもやはりかわいそうと思い、とりあえずエサだけでもと、カリカリを持って行ってあげました。おなかがすいてるはずなのに食べませんでした。それで缶詰のウエットの方を上げました。何とか食べました。
 結局我が家に連れてきました。医者に連れて行き、去勢手術をしていただき、検査してもらいました。口内炎を患っているとのことでした。そんな感じでしたが、カリカリもお湯などで柔らかくしてやると食べてくれっました。食べてくれてよかった、食べてくれなかったら、いろいろ大変だと思ったからです。それから6年、彼なりに与えられた食事を食べ、穏やかに過ごしたと思います。ただ口が匂ったり、首のところのけが抜けて肌が見えてきてしまったりとか、そういうことがあり、みんなから可愛がられていたという感じもありませんでした。
 昨年の6月ごろにやはり体調を崩して、獣医さんに連れって行って、いろいろ検査してもらったところ、猫エイズと診断されました。ショックでしたが、それでも長生きして天寿をまっとうする猫もいると言われ、それに望みをかけました。これから暑くなるので、この暑さがきっと大敵、夏を乗り越えられるだろうか、と不安でした。でも夏を乗り越え、冬も乗り越えてくれました。そしてまた夏がやってきました。
 ちょっと元気のない感じではありましたが、それでも亡くなる一日前までは食べてくれたので、食べられれば大丈夫だろうと思い、希望的に考えてしまいました。エイズにはビタミン剤がいいというので、ネットで検索して、注文したのですが…。
 様子見しているうちに急速に衰え始め、二日前よく歩けなくなってしまいました。それでもスポイドで水をやるとぺろぺろと飲み、チャオチュールをやるとしっかリ食べてくれました。食べられるから少し休めば大丈夫、と元気に回復することを希望的観測で願っていました。でもついに横たわったまま、歩くこともできなくなってしまいました。水やエサをやると食べてはくれましたが…。そしてシャルル、と呼びかけるとにゃーと鳴いてくれました。
 昨日ついに呼吸が止まってしまいました。力尽きてしまった、という感じでした。ビタミン剤を与えれば何とか元気を取り戻してくれるかもと思ってましたが、ビタミン剤も届かず…。
 小さかったので生後半年ぐらいかと思ってましたが…、獣医さんはもう3歳は過ぎていますよ、とのことでした。推定9歳ぐらいでしょうか? 今は20歳くらいまで生きる猫もいる中、9歳は短い猫生だと思います。もっと長生きしてほしかった…。
 シャルルという名前を貰って、我が家で生活するようになりましたが…。お寺で保護されて育ったようです。子猫の頃、一度お寺で出会ったことがあります。他の子猫兄弟たちと元気に木によじ登ったり、庭を駆け回っていました。たぶんあの子猫ちゃんです。あんなに元気はつらつのかわいかった子猫ちゃんだったのに、その後、ストレスの多い日々を送っていたのでしょう。うずくまっていた場所は我が家からそんなに離れた場所ではありませんでしたが、その後一度もその場所に戻ったことはありません。ふつう猫は外に飛び出したがりますが、シャルルは庭に出ても、家から離れることはありませんでした。
 ペットを飼うにも今は何かとお金がかかり、経済的理由からも、十分だったかどうかと思います。もっと長生きさせてやれなかったのかと、胸が痛みます。シャルルの猫生を思うと、シャルルが可哀そうです。
 ただこれから暑くなるので乗り越えられたかどうかとも思います。ショックで食事をとる気にもなれません。洗濯など、何とか日常のことはしましたが。昨日は買い物に出かけ、その間シャルルは横たわったまま、かろうじて呼吸したいたようです。ごめんね、適切な対応ができなくて。希望としてはみんなから可愛がられて、せめて12歳くらいは頑張って生きてほしかった…。藁にもすがる思いで猫の病気が治る音楽を昨日は朝から聞かせてましたけど…。奇跡が起こることを願いながら。奇跡は起こりませんでした。それが普通と言えば普通なのでしょうけど…。

 我が家でくつろぐシャルル
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